正しいプッシュ証明書の確認と更新方法 + 同じアップルID使用できない場合の対処方法

shigeru_okamoto
New Contributor II
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プッシュ証明書の更新方法をスクリーンショットを添えて説明したいと思います。

注意:
・異なるプッシュ証明書を更新した場合、正しいプッシュ証明書に変更して下さい。
・プッシュ証明書の更新にはジャムフ・プロとプッシュ ポータルへのアクセスが必要になります。
・「なぜ同じプッシュ証明書を使って更新しなければならないのか」についてを確認して下さい。

同じプッシュ証明書を使用しないと登録されたコンピュータはジャムフ・プロとの通信ができなくなってしまいます。
その為、どのプッシュ証明書が同じ / 正しいのかをまず確認する必要があります。

必ず以下の方法を使用して正しいプッシュ証明書を更新する様にして下さい。
・ジャムフ・プロより
ジャムフ・プロ→設定→一括管理→プッシュ証明書
このページからプッシュ証明書の:
タイプ(Type)、識別子(IDENTIFIER)、シリアル(SERIAL)、期限日(EXPIRE)を確認できます。
識別子(IDENTIFIER)を使用して同じ / 正しいプッシュ証明書を探します。
2793c1bf70274d6da8a6cbd83a454fd6
識別子(IDENTIFIER)は非常にユニークなIDですので最後の6文字を記憶、比較すればまず間違いないと思います。

アップル プッシュ ポータルより
Renewの隣にあるInformationボタン 32cfbb6c9aba4580869025c32f0a68e4 を選択して下さい。
シリアル番号(Serial Number)、サブジェクトDN(Subject DN)の:C=とUID=、そしてノート(Notes)が確認できます。
ここではSubjectDN UID=をチェックして下さい。
0531ff476c0f482b991b4aa8d21f592d

スクリーンショットからは最後の6文字しか確認できませんが、同じ内容です。

IDENTIFIERとSubjectDNのUIDが合致するMobile Device Managementが同じ、
         正しいプッシュ証明書をジャムフ・プロが使用している事を証明します。

次にプッシュ証明書の更新方法を説明します。
1)ジャムフ・プロ→設定→一括管理→プッシュ証明書→MDM Push Notification Certificateを選択。
2)画面右下にある更新ボタン 32d8ca3bb6cf4e7a8b1c15e6ff266940 を選択。
3)Download signed CSR from Jamf Nationを選択。
4)Jamf Nation 認証情報を入力。
署名された CSR がダウンロードされます。
5)「署名された CSR をダウンロード」の画面から次へを選択。
6)「プッシュ証明書を作成」の画面から、Apple Push Certificate Portal を選択。

Apple Push Certificate Portal のページが新しいタブに開きます。
7)正しいMobile Device ManagementからRenewボタンを選択。
8)Choose Fileに署名された CSR をアップロード。
You have successfully created a new push certificate with the following information:と表示されます。
9)Downloadボタンを選択。
プッシュ 証明書をアップロード(.pem)がダウンロードされます。

ジャムフ・プロより
10)「プッシュ証明書を作成」の画面から次へを選択。
11)「プッシュ 証明書をアップロード(.pem)」の画面からUploadを選択、プッシュ 証明書をアップロードをアップロードして下さい。

プッシュ証明書が更新されて作業が完了します。


!正しいプッシュ証明書の更新に使用されたアップルIDを使用できない場合の対処方法!

プッシュ証明書を作成したアップルIDが会社の共有メールではなく、個人メールであり、使用者が退職した為パスワードのリセット等ができない等、何らかの理由から正しいプッシュ証明書を作成したアップルIDのアクセスを失った場合、アップルに相談する事ができます。
1)アップルに連絡
2)プッシュ証明書のマイグレートを依頼。
以下の情報をアップルに提供する必要があります。
・プッシュ証明書番号(IDENTIFIER)。
・プッシュ証明書を作成したアップルID。
・マイグレートしたいアップルID。
注)使用するアカウント名は依頼者と同じである必要があります。
・証明書に登録されている会社名
・会社のウェブサイト
また以下のドキュメントを提供する必要もあります。
・政府機関が提供する写真付きのID。
・マイグレートを依頼する会社の社員である事を証明するドキュメント。
・ビジネスカードまたは社員バッジ。
・会社のビジネス ドキュメント。

上記はあくまで例ですので、詳細はアップルと確認して下さい。

2 REPLIES 2

bradtchapman
Valued Contributor II

Appleからの「プッシュ証明書」を更新しようとしているが、それを作成したApple IDを制御できない場合は、所有権を別のApple IDに譲渡するようAppleに依頼する必要があります。

https://support.apple.com/ja-jp/HT208643.

(Googleによる翻訳。 特異な翻訳については事前にお詫び申し上げます。)

Translation for everyone else: if you are trying to renew a push certificate and you don't own the Apple ID that created it, you need to ask Apple to migrate it for you. See the linked article below. {Link}. Google Translate was used. Apologies for any peculiar translations.

takumi_n
New Contributor

@shigeru_okamoto san

ありがとうございました。おかげで助かりました!!

・プッシュ証明書番号(IDENTIFIER)
・プッシュ証明書を作成したアップルID
・マイグレートしたいアップルID

この3つは、Apple Push certにアクセスできない状況でも、jamf pro server settingの証明書画面から確認できました。

 

在籍証明としては、電話での在籍確認をしてくれる場合もある様ですが、私の場合は

  • 免許書等 (政府機関が発行した写真付き身分証明書)
  • 雇用証明書
  • 社員バッジ、名刺
  • 会社の Web サイトURL
  • 会社のビジネスドキュメント(登記簿謄本等)

全てを提出して、1営業日ほどで移行作業を行ってくれました。

作業はすぐにはできないとの事ですので、APNs更新の場合など急ぐ場合は気づいたらすぐに依頼した方がいいですね!