Apple Business(旧:Apple Business Manager)は、組織のiPhone/iPadを管理するためのIT管理者向けのオールインワンプラットフォームです。組織向けのManaged Apple Account(管理対象Appleアカウント)の作成・管理、デバイスの登録・割り当てが行えるほか、初期設定時から自動的に管理下へ組み込む「ゼロタッチ導入」を実現できます。また、一括のアプリケーション購入・配布や、きめ細やかなデバイス管理も可能になります。
Jamf for Mobileを用いてゼロタッチ導入したiPhone/ iPadは、「管理対象デバイスの認証」によって、導入後もそのデバイスの正当性が検証されます。これにより、従来のクライアント証明書に依存せず、なりすましや不正なデバイスの利用を防ぐ、セキュアな認証を実現できます。さらに、パスコードや生体認証、IDaaSによるSSOを組み合わせることで多要素認証を構成でき、ゼロトラストに対応した強固なアクセス制御を実現できます。
“安全なiPhoneだけ” を アクセス可能に
Jamf for Mobileは、iPhone/iPadが組織で管理されたデバイスであることに加え、OSの改ざん(脱獄)の有無やセキュリティアップデートの適用状況などポリシー準拠状況やセキュリティポスチャをもとに、デバイスの安全性を常時評価します。基準を満たさないデバイスは自動的にアクセスを制限されるため、常に安全性が確認されたデバイスのみが業務システムに接続できます。これにより、医療現場においても安心して利用できるセキュアな運用基盤を実現します。
電子カルテや院内へセキュアに接続
Jamf for Mobileを活用すれば、医療従事者は特別な操作なしで院外からでも医療情報システムへ安全に接続できます。通信はアプリケーション/ドメイン単位で制御され、必要なデータのみ暗号化された経路でやりとりされるため、利便性を損なうことなくゼロトラストに基づいた高いセキュリティを確保できます。また、従来のVPN機器や閉域網の構築・運用が不要となり、IT部門の負担を大幅に軽減し、コストを抑えたセキュアなアクセス環境を実現します。
シンプルで簡単な送信元制限への対応
クラウドサービスは、インターネット経由で柔軟に利用できる一方、接続元を制御できない場合、不正デバイスからのアクセスやなりすましのリスクが高まります。そうした課題に対応するため、Jamf for Mobileは、特定の固定IPアドレスを経由した通信経路を提供します。iPhone/iPadからの通信をお客様固有のグローバルIPに集約し、そのIPをアクセス元としてクラウド側で制限することで、未許可デバイスや非所有デバイスからのアクセスを遮断できます。
2. モバイルEDR
インターネット利用時の安全性確保
危険や不適切なサイトをブロック
想定外のクラウドサービス利用や不適切コンテンツへのアクセスによる情報漏えいリスクを抑えるには「Webフィルタリング」が有効です。Jamf for Mobileではカテゴリ単位でコンテンツを自動判別し、危険サイトや業務に不要なサイトへのアクセスをブロックすることでリスクを低減します。
フィッシングサイトや 危険なWi-Fi接続対策
スマートフォンやタブレットを狙ったSMSフィッシング攻撃が増加する中、Jamf for MobileはAIによるリアルタイム解析で不正サイトへのアクセスを検知し、自動でブロックします。また、セキュリティが不十分な公衆Wi-Fiやなりすましアクセスポイントなど院外利用時の通信リスクを検知・遮断します。
3. デバイス管理
安全性と効率性を両立した管理・運用
自動化によるデバイス管理の効率化
Jamf for Mobileは「宣言型デバイス管理」に対応しており、OSアップデートの自動実行や時間指定により管理負を軽減します。また、必要なアプリをすぐに導入できる「Self Service+」や、デバイスの状態に応じて設定を自動適用する「スマートグループ」により、手間なく最適な環境を維持できます。
デバイスの利用状況の可視化
iPhone/iPadの通信時のデータ種別やアクセス先を可視化できるのも、Jamf for Mobileの特長です。通信の利用状況を把握・分析することで、導入サービスの活用状況を確認でき、継続利用の判断にも活用できます。また、不正利用や業務外通信による見えないコストの削減にもつながります。
OSやAppの脆弱性の可視化
台数やアプリの増加により病院が保有するデバイス統制が年々難しくなる中、医療情報システムのガイドラインではOSやアプリの脆弱性対策が強く求められています。Jamf for Mobileではこれらの情報をリアルタイムに収集・把握することで、アップデートの自動適用やアクセス制御に活用できます。
共用デバイスの運用を支える 2つのアプリ
Jamf for Mobileに含まれる「Jamf Setup」と「Jamf Reset」を使えば、複数スタッフでデバイスを共有する場合でも、ユーザ自身で初期設定やデバイスの初期化が可能です。さらに、Microsoft Entra IDと連携することで、ユーザアカウントに基づく認証を強化できます。