GIGA スクール より良い教育環境、より良い未来のために
ITを活用し日本の教育を一歩先に進めるGIGAスクール構想。しかし、デバイスを購入し、児童生徒に配るだけでは、新しい学びの実現にはつながりません。教育現場でiPadが選ばれる理由
ICTで高い学習効果を生み出すためには、児童生徒が使いやすく、またデバイスの管理においても日々の運用が行いやすいデバイスを選択することが非常に重要です。
GIGAスクール第1期では約30%*の教育機関でiPadが採用されました。また導入後のデバイス利用率は他のOSに比べて高いことも大きな特徴です。*台数ベース
iPadが選ばれる理由
- シンプルで直感的な操作が可能
- デバイス本体が薄く軽量であるため、持ち運びや収納などの面での管理が容易
- 消費電力が低く抑えられているため、バッテリーの持ちがよい
- 故障率が圧倒的に低く、日々の学びを止めることがない
- Apple純正アプリに加えて、教育向けの学習用アプリやサービスが豊富
- 教育現場で広く利用されているMicrosoftとGoogleのアプリケーションもそのままiPadで利用可能
- Apple School Manager、デバイス自動登録(Auto Enrollment)、アプリ一括購入(Volume Purchasing)など運用管理工数を下げる仕組みが充実
このように、iPadは使いやすさや信頼性、管理運用の容易さの点でデバイス利用率が非常に高く、世界中の多くの教育機関で利用されています。
Why Jamf?
教育機関で利用されているiPadを管理するMDMとして、なぜJamfが多く採用されているのでしょうか?
それはJamfがAppleデバイス専用に設計されたMDMであり、iPadとの親和性が高いからです。
「GIGA スクール第1期」では、Jamf Proは100以上の教育委員会に採用され、GIGAで導入されたiPadの半数以上*がJamfにより効率的に管理されています。 *台数ベース
Appleとの高い親和性
・過去10年以上にわたりiOS/iPadOSメジャーアップデートに同日対応
・Appleが提供するApple管理フレームワークに完全準拠
・Apple School Managerとの連携
・新しい管理方式である「宣言型デバイス管理(DDM)」に対応
・Return to Service (「サービスに戻る」)で年次更新対応が可能 (iPadOS17以上)
・OSアップデートの実行は時間指定によりリモートで実行可能
JamfはAppleデバイス管理のデファクトスタンダードとして、初めてMDMを導入される教育機関だけでなく、既存のMDMからの切り替えでも多くの教育機関に採用されています。
簡単な年次更新
卒業生からiPadを回収し、新入生用のデバイスとして再セットアップする「年次更新」は毎年発生する重要な作業です。
春休み期間中の短期間で大量のデバイス再セットアップを完了させるためには、効率的に作業をする必要があります。
iPadの初期化と再セットアップの完全自動化を可能とする、Appleの「Return to Service(サービスに戻る)」を利用することにより、年次更新作業の大幅な効率化と高速化を実現することが可能です。(iPadOS17以降)
Jamfはこの画期的な「Return to Service(サービスに戻る)」に対応しており、iPadOS 17以降のデバイスでご利用がいただけます。
リモートOSアップデートの実現
児童生徒のデバイスのOSバージョンを最新の状態にしておく事は非常に重要です。iPadでは継続的にOSがアップデートされ、最新の機能やセキュリティが提供されます。
Jamfであれば、授業に支障がない時間帯を指定して、OSアップデートをリモートで実行することが可能です。その際、児童生徒はデバイス側でデバイスのロック解除を行う必要はありません。
授業支援:Jamf Teacher
Jamfは授業を支援するアプリケーション「Jamf Teacher」を提供しています。
Jamf Teacherを使えば、先生は授業に関係ないアプリの利用を制限し、指定されたアプリ(複数指定可能)の利用を許可することができます。
また、今後利用が広がる「MEXCBT」による試験実施の際には、不正を防止するための機能として活用が可能です。
児童生徒にiPadを使った優れた学習体験をお届けするために、Jamfは先生にとって便利で使いやすいツールをご提供しています。
持ち帰り学習:Jamf Parent
教育機関でのiPadの利活用が進むにつれて、持ち帰り学習は一般的なことになりました。
児童生徒の各家庭内におけるiPad利用ルールに基づき、保護者が家庭内でのデバイス管理に参加することを可能にするのが「Jamf Parent」アプリです。
Jamf Parentを利用することにより、保護者の手持ちのiPhoneやAndroidなどにインストールし、使用してもよいアプリを選択したり、またアプリやウェブサイトの検索が利用できる時間帯を制限することなどが可能になります。
デバイスコンプライアンス
Microsoft EnteraとJamf Proのデバイスコンプライアンスを連携させることにより、先生用iPadから一部の校務リソースをセキュアにアクセスできるようにします。
この仕組みでは、Microsoft Intuneを通じて、Jamf Proで管理されているiPadのみに特定のアクセスルールを適用します。
これにより先生は保護者からの連絡や、出欠表などをいつも手にしているiPadから簡単に確認することができるようになります。
Jamfのデバイス利用状況の可視化
文部科学省による端末の利活用状況の調査を実施するために、プライバシー保護に十分留意した上で、端末の利活用状況を客観的に把握することが求められています。
1つめの方法として、MDMのデバイスチェックインを利用する方法があります。Jamf Proは、24時間ごとに1回自動で、デバイスチェックイン情報を取得します。また、動的グループ (スマートデバイスグループ) を活用してリアルタイムでのチェックインリストを表示することで、客観的に利活用状況を把握することが可能です。
また、管理者による任意のタイミングで、デバイスチェックイン情報 (レポート) のcsv出力が可能です。

2つめのとして、Webコンテンツフィルタリングツールを利用する方法があります。
利活用状況可視化の2つめの方法として、Webコンテンツフィルタリングツールの利用が挙げられます。
Webコンテンツフィルタリングーツールは児童・生徒がWebコンテンツにアクセスする場合に不適切なドメインへのアクセスをブロックすることができます。また、その機能を利用して、Webトラフィックを可視化することでデバイスの利用状況の確認が可能になります。
Jamfの「Jamf Safe Internet」では、ドメインごとのインターネットトラフィックを可視化し、より詳細なiPad利活用状況をグラフで視覚的に確認できます。
Jamf Proをご利用する際には、ユーザーグループの連携やゼロタッチ導入が可能になるため「Jamf Safe Interet」との併用がおすすめです。