~Jamf 製品を Azure クラウド上でホストし、Azure Marketplace での購入を可能にすることで両社共通の顧客への提供価値を拡大~
2024 年 8 月 27 日 – 企業・組織における Apple 製品の管理とセキュアな運用のための業界標準ソフトウェアを提供する Jamf (本社:米国ミネソタ州、NASDAQ 証券コード:JAMF)は、マイクロソフトの ISV パートナープログラムに参加し、マイクロソフトのクラウドと AI を活用した革新的な新ソリューションを共通の顧客に提供することを目的に、既存の協業を拡大する 5 年契約を締結したことを発表しました。今回の協業は、企業による Apple 製品の活用を成功に導くために、堅牢で拡張可能なエンドポイント管理およびセキュリティソリューションを提供するという Jamf のミッションにおける重要な節目となります。Jamf の製品は 2024 年後半から、Microsoft Azure 上でホストされ、Azure Marketplace で購入できるようになります。
Jamf は Azure クラウド上での提供を開始し、マイクロソフト環境を持つ顧客へのソリューション提供を拡大します
Jamf の顧客やその他の組織は、堅牢性と柔軟性を兼ね備えた Apple デバイスの管理・セキュリティ製品を採用することが多くなっており、クラウドベースのインフラは優先事項の 1 つとなっています。マイクロソフトのパートナーとして、Jamf は Azure の拡張可能でセキュアなクラウド環境を活用し、ソリューションの提供を拡大していきます。Jamf の主力製品である Apple 管理ソリューションの「Jamf Pro」は、2024 年後半より、Azure クラウド経由での提供が可能となります。そのことにより、既存のマイクロソフト環境内においてデバイス管理とサイバーセキュリティ運用の両方に対する統一された包括的アプローチが可能となり、顧客はメリットを享受することができます。
Azure は、Jamf のクラウドソリューションを大規模に展開するための信頼性の高い基盤となり、既存のエンタープライズアーキテクチャや IT 環境とのスムーズな統合を実現します。今回の契約締結は、両社のイノベーションと卓越性へのコミットメントを示すものであり、より多くの顧客がエンドポイントを管理・保護できるよう、両社の能力を拡大するものです。
Jamf 製品は Azure Marketplace で購入可能となり、既存顧客への売り上げ拡大と新規顧客へのアプローチが強化されます
マイクロソフトのパートナー製品として、Jamf Pro は 2024 年後半までに Azure Marketplace で購入できるようになります。これにより、マイクロソフト製品を利用している企業は、シンプルで統合された調達を行えるようになり、また、Azure 関連の承認済み予算を Jamf 製品購入のために使用できるようになります。
Jamf のチーフ戦略オフィサーのヘンリー・パテルは次のように述べています。
「マイクロソフトのエンタープライズ・クラウド・プラットフォーム上に構築された高度な IT ワークフローとソリューションを必要とする多くの組織により良いサービスを提供するために、マイクロソフトとの緊密な協力関係を継続できることをうれしく思います。Apple デバイスのエンドポイント管理・セキュリティ製品の市場におけるリーディング企業としての当社の専門知識と、マイクロソフトのクラウドプラットフォームおよび AI セキュリティ能力を組み合わせることで、エンドユーザに好まれる Apple 製品のエクスペリエンスを維持しながら、現代の仕事環境を管理・保護するために必要なツールを組織に提供することができます」
マイクロソフトの南北アメリカ・グローバルパートナーソリューションズ担当 VP のプリシラ・ラハムは次のように述べています。
「マイクロソフトは常にパートナー主導のプラットフォーム企業であり続けてきました。両社共通の顧客が、現在の AI トランスフォーメーションの時代に適応し、ビジネスを成功させるためには、パートナーの力が必要です。Jamf が Microsoft Azure 上で製品提供を開始する決断をしたことは、さまざまな業界や国を跨いで高度なエンドポイント・ソリューションをサポートするマイクロソフトのプラットフォームの堅牢性と、当社のクラウドサービスの広範な顧客への提供と信頼の証しです。Jamf がマイクロソフトのパートナー企業となることをうれしく思います。Jamf と共に、エンドポイントからクラウドに至るまで、組織のユーザとデータを管理・保護し、脅威対策の支援を行うと同時に、世界中の様々な顧客に対してサービスを提供してまいります」
Jamf とマイクロソフトの 7 年にわたる戦略的協業の実績
Jamf とマイクロソフトの開発における協業体制は 2017 年に確立され、マイクロソフトのプラットフォームとサービスを利用する組織内でAppleデバイスをサポートするニーズの高まりに対応してきました。Jamfは、ID セキュリティを強化するために macOS 向けの「条件付きアクセス」を最初に提供し、マイクロソフト製品を中心に利用する組織へのコミットメントを示し、共通の顧客のセキュリティ対策状況を改善しました。
2017 年以降、Jamf は「Entra ID」、「Sentinel」、「Defender」、「PowerBI」、「Copilot forSecurity」にわたるマイクロソフトのエンタープライズツールとの幅広い統合を開発し続け、共通の顧客がマイクロソフトの重要なインフラを用いてユーザの Apple デバイスを管理・接続・保護するために必要なあらゆる開発を手掛けてきました。
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デバイス管理:Jamf と Microsoft Power BI は、インサイト、可視性、インタラクティブなレポーティングを提供し、より深いレベルのデータ分析を実現します。
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ID とアクセス管理:Jamf は、Microsoft Intune および Entra ID と統合し、より優れた ID管理、SSO 機能、デバイスコンプライアンス、条件付きアクセスを実現。細かい設定を行うことなく、デバイスの保護とコンプライアンス遵守を確実なものにすることができます。
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エンドポイントセキュリティ:Jamf の Microsoft Copilot for Security プラグインを使用すると、セキュリティアナリストは、モバイルデバイス管理のインベントリやセキュリティ・テレメトリ・データにアクセスする方法を効率化できます。Jamf Protect for Microsoft Sentinel は、セキュリティ・テレメトリ・データ、アラート、脅威イベントを Sentinel SIEM ダッシュボードに直接プッシュ通知します。
2023年、JamfはMicrosoftインテリジェント・セキュリティ・アソシエーション(MISA)のメンバーとなり、新たな節目に到達しました。これにより、Jamf、マイクロソフト、および他の MISA メンバー間のセキュリティソリューションに関する協業関係がさらに深まり、脅威の検出と対応において共通の顧客にさらなるメリットをもたらすことができるようになりました。
2024 年、Jamf は Microsoft Copilot for Security プライベートパートナープレビューの参加企業に選ばれ、Microsoft Copilot for Security 向けの Jamf のプラグインの提供が可能になりました。これにより、脅威へのより効果的な対応と、IT チームとセキュリティチーム間で一貫したコラボレーションが容易
になりました。詳細についてはこちらのページをご覧ください(英):www.jamf.com/integrations/microsoft
Jamf について
Jamf は、エンドユーザから愛され、企業・組織から信頼される Apple エクスペリエンスの管理、セキュアな運用、業務の簡素化を目指しています。また Jamf は、企業にとって安全で、ユーザにとってシンプルかつプライバシーが保護された「Apple ファースト」環境を実現するための、管理およびセキュリティソリューション一式を提供する、世界で唯一の企業です。Jamf に関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
【報道関係者のお問い合わせ先】
Jamf Japan 広報代理 アシュトン・コンサルティング
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