Jamf AppカタログにおけるApp Installers
JNUC 2021で発表された、Jamfアプリカタログの一部であるApp Installersは、サードパーティのアプリケーションを展開し自動的に最新の状態に保つ合理的な方法を提供します。新しく強力なこのワークフローは、アプリのインストールとアップデートの仕組みを効率化し、App Storeと同じような利用体験を可能にしますが、加えて組織が必要としているアプリをMacのApp Store以外からも入手できるようになります。
今回のJamf Proのリリースで特に見ておくべきポイントIT管理者は数回の簡単なクリックで、サードパーティによるアプリケーションを指定したMacやユーザに対して自動的に調達、ホスト、検証、更新、配布できるようになります。管理者の時間を節約し、ユーザにとって常に最新のアプリケーションを使用することが可能になりました。アプリ管理の簡素化です。
App InstallersはJamf Pro Cloudをご利用のお客様のみを対象としています。詳細はApp Installersについてのドキュメントを、またはブログ記事「App Installersについて」をお読みください。
アカウント駆動型ユーザ登録のためのシングルサインオン
WWDC 2021でAppleは、iOSとiPadOSのBYODプログラムについて、ユーザ登録のオンボーディングプロセスを効率化し、個人のデバイスでユーザのプライバシーを維持しながら、企業のリソースへのアクセスを提供することに焦点を当てた新しい方式を発表しました。新しいワークフローにおいては、個人のデバイスを登録する際、プロセス開始のために組織の登録URLを検索する必要がなくなります。「設定」アプリ上で他のアカウントをデバイスに追加するのと同じ簡単で使い慣れた方法を使用できます。
IT管理者はアカウント駆動型ユーザ登録のシングルサインオンを有効にできるようになりました。この機能が有効である場合、ユーザはアイデンティティプロバイダページで、アイデンティティプロバイダのアカウント資格情報を入力して登録プロセスを開始します。
Jamf Proのこの機能でこの機能にアクセスするには、「設定」→「システム設定」→「シングルサインオン認証を有効にする」→「ユーザ主導型登録に対してシングルサインオンを有効にする」を選択します。
LDAPサービスからAzure ADへの移行
Azure AD Cloud Identityへの移行は、Azure ADを使用してオンプレミスのActive Directoryからクラウドに移行するのに役立ちます。Azure ADはMicrosoft環境でActive Directory LDAPサービスを置き換えたり、Active DirectoryデータをAzure ADと同期したりします。Azure ADによってオンプレミスのコンポーネントは引き続きLDAP サービスを使用でき、さらにクラウドアプリケーションは Azure から同じデータを使用できます。
APIによるmacOSソフトウェア更新の管理
Jamf Pro API内のmacOSソフトウェア更新管理のエンドポイントも強化されました。Jamf ProからMDMベンダー向けにAppleが維持するソフトウェア更新フィードに直接クエリを実行できる新しい「利用可能なアップデート」エンドポイントを搭載しました。Jamf Pro APIを活用してmacOSソフトウェア更新のトリガー、また最新ではなく特定のmacOSバージョンをインストールしたい企業に向いています。
Google BeyondCorpのステータスを表示
Google BeyondCorp統合のステータスがJamf Proで表示されるようになりました。Jamf ProとGoogle BeyondCorpがアクティブな統合をしているか、また適切に通信しているかが可視化されたことで、管理者は各デバイスのコンプライアンスステータスが正確であるかを確認できます。
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