フロスト&サリバンとは
フロスト&サリバン は米国を拠点とするコンサルティング会社で、市場調査と分析、コンサルティング、企業研修を主に手掛けており、「世界中の企業が成長機会を特定、計画、および獲得できるよう支援する 」ことをモットーとしています。
類似したサービスを提供するGartner社のような組織とは異なり、「Frost Radar™: Endpoint Security, 2023」レポートでは、市場に出回っているサイバーセキュリティソリューションに関する独自の広範囲にわたる調査の結果を収集した上で、それらを以下の2つの指標と10の分析アルゴリズムに照らし合わせて定量化しています。
- 成長指数(GI)
- イノベーション指標 (II)
分析アルゴリズム:
- GI1:市場シェア
- GI2:売上高成長率
- GI3:成長パイプライン
- GI4:ビジョンと戦略
- GI5:営業&マーケティング
- II1:イノベーションの拡張性
- II2:研究開発
- II3:製品ポートフォリオ
- II4:メガトレンドの活用
- II5:顧客との連携
注釈:分析アルゴリズムを使用し、顧客の進化するニーズを満たすソリューションを開発、販売、および調整する能力(イノベーション指数)を参考に、企業の成長パフォーマンスと実績(成長指標)のバランスを評価し、将来の成長の可能性をベンチマークするためのフロスト&サリバン社の独自の手法についてより良く理解するには、Frost Radar™のランディングページを参照してください。
「Frost Radar™: Endpoint Security, 2023」レポートがサイバーセキュリティについて教えてくれること
このレポートでは、2つの包括的なカテゴリに焦点を当てて、評価基準が示されています。
- 戦略的な必須事項
- 成長環境
戦略に関しては、エンドポイントセキュリティの市場変動に直接貢献する必須事項について詳細に説明したガイダンスを提供しています。評価基準の一部は、このような事項によって決められ、ここにはテクノロジーの進歩、ユースケース、サイバーセキュリティにおける変化し続ける課題などが含まれます。
また、成長の観点から、直接的、あるいは間接的にサイバーセキュリティ戦略に確実に影響する環境的要因に関連したガイダンスを提供しており、ここには、BYODプログラムによる職場でのデバイス普及の増大やIoTデバイスの採用、保護効果をアップさせるために他のソリューションとの適応および統合が可能になっている最新のセキュリティソリューション、規制の厳しい業界(例:金融、政府、ヘルスケアなど)を狙った新種のキャンペーンを繰り広げるために世界中の攻撃者たちがコンバージする脅威、高度なパイプライン攻撃などが含まれます。
競合他社とJamf Protectの比較
フロスト&サリバン社は、セキュリティ市場に参入している世界中の50社以上の企業を今回の分析に含めており、Frost Radarの分析によって成長またはイノベーション分野でリーダーに選ばれたのはわずか18社でした。
レポートの8ページ目には、エンドポイントセキュリティソリューション分野の競合他社と比較してJamfがどこに位置しているのかを示したグラフが掲載されており、成長指標とイノベーション指標の両方のバランスが取れていることがわかります。
簡単にまとめると、Jamfは成長とイノベーションの両方において優っているだけでなく、「顧客価値を大幅に増幅する能力を実証した」ことで、顧客価値の面でも(Frost Radarのレポートに反映されている他の注目すべきリーダー企業と比べても)優っていることを証明しました。
イノベーション
ここには、特にJamf Protectが「エンドポイントセキュリティ市場で『Appleファースト』ソリューションを開発している唯一のベンダー」であることから、「Company to Action」に指定されたことが含まれます。さらにフロスト&サリバン社は、JamfのTrusted Accessが「デバイス管理、アイデンティティ&アクセス管理、エンドポイントセキュリティを組み合わせた、市場で唯一のAppleデバイス専用のソリューション」であることにも言及しています。Jamfがエンドポイントセキュリティ市場でリーダーの地位を獲得したことは、Appleエクスペリエンスにフォーカスしたソリューションに対する需要があることを示しています。さらに、Appleの業務利用が成長し続けていることを考えると、特定のプラットフォームにフォーカスしたソリューションにとって、今ほど重要な時期はありません。
今回の分析は、エンタープライズにおいて総合的なセキュリティゴールを達成するために、デバイス管理、エンドポイントセキュリティ、アイデンティティ&アクセス管理のテクノロジーを包括的かつ併せて提供する必要性を再認識するものです。
成長
Jamfは、エンドポイントリスク評価の統合への重要かつ継続的な投資を評価され、今回は成長カテゴリーにおいても「Company to Action」に指定されました。
これは、Jamfの「条件付きアクセスポリシー、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)、Microsoftデバイスコンプライアンス、 AWS Verified Access、Google BeyondCorpのアクセスルールなどを含む最新のセキュリティポリシーフレームワーク」が評価された結果となります。
このことは、Jamfが「進化を続ける高度な脅威に対抗するためにMacおよびモバイルデバイスのEDR機能を改善し続けている」ことに加え、エンタープライズセキュリティがさまざまなデバイスタイプやオペレーティングシステムに影響を与えることを踏まえて、所有モデルにかかわらずAndroidやWindows、Googleが搭載されたデバイスのエンドポイントセキュリティも併せてサポートしていることを意味しています。
フロスト&サリバン社がJamfを評価するにあたって適用したセキュリティ基準とは
- Appleのシステムやデバイスには、Appleプラットフォームの保護やApple独特のユーザエクスペリエンスの維持にフォーカスを置いた、独自のセキュリティソリューションが必要です。
- Jamf Protectは、macOS、iOS、iPadOS、Androidを含むすべてのMacおよびモバイルプラットフォームにおいて、悪意のあるアプリケーションやスクリプトのリアルタイム検出、推奨されるユーザアクション、一貫した脆弱性管理、脅威防御、ポリシー制御、およびセキュリティレポート機能を提供します。さらに、追加の脅威保護機能により、これらのプラットフォームに加え、WindowsやChromebookにまでサポートを拡張することも可能です。
- 会社支給デバイスと個人所有デバイスの両方に一貫した ポリシーの適用とサポートを提供します。
- カスタマーが複雑なコンプライアンス基準を満たすことができるように、構成と監査フレームワークを劇的に拡張しました。
- デバイス管理、アイデンティティ&アクセス管理、エンドポイントセキュリティのすべての要素を組み合わせ、Appleのために構築された市場唯一のソリューションであるTrusted Accessを提供しています。
Jamfが開発したセキュリティソリューションは、世界でエンドポイントセキュリティ市場のリーダーとして認められています。
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