
Jamf FundamentalsでJamf Connectによるパスワードの同期機能をご利用いただけます。Jamf ConnectをクラウドIdPと統合することで、ユーザのネットワークおよびローカルパスワードを管理し、同期することができます。MicrosoftAzure ADとOktaのサポートでパスワードの同期が開始されました。
今日のビジネスにおいて、モバイルでの働き方は一般的であり、特別なものではありません。デバイスの台数やデータ量が増え、またオフィス内外の垣根が消失していく中で、大企業のみならずあらゆる規模の企業が、EX(Employee experience)や、従業員が効率的に仕事をするために必要なツールへのアクセス方法を見直す必要があります。
従業員は場所を問わず仕事で使う資料にアクセスする必要があるため、最新のID管理では、Microsoft Azure ADやOktaなどのクラウドIdP経由でディレクトリサービスや、クラウドベースのシングルサインオン(SSO)が利用されています。
SSOは、ユーザが1つの認証情報を使用して複数のアプリケーションやウェブサイトで安全にログインできるようにするための認証プロセスです。SSOではユーザ自身で提供されたプラットフォーム、アプリケーション、サービスごとにログインするのではなく、一度認証されれば、必要なリソースすべてに安全にアクセスをすることができるようになります。
パスワード同期機能により、JamfはID管理の重要な要素を提供します。すなわち、クラウドIDのパスワードとMacのローカルパスワードが確実に同期されるため、ユーザは単一のIDだけで必要なものを一通り利用でき、生産性を上げることができるのです。さらにパスワードに関するITヘルプデスクのチケットが大幅に削減され、ローカルデバイスにパスワードが記録されないことでデバイスのセキュリティが向上します。そのためクラウドIdPが提供するパスワードポリシーを適用することができ、IT管理者の不安が解消されます。
エンドユーザがマシン上のあらゆる作業を1つの認証情報で遂行できるようになるため、ログインの煩雑さから開放され、操作性が向上し、パスワードリセットのために仕事を中断されることなく、高い生産性を維持することができます。
Jamf Fundamentalsでパスワードの同期を有効にする手順
Jamf Connectによるパスワードの同期を有効にするのは簡単です。
- Jamf Nowにログイン
- 「Blueprints」をクリック
- 編集したいBlueprintをクリック
- 「セキュリティ」をクリックします
- 「Jamf Connectの有効化」にチェックを入れます
- 「Identity Provider(IdP)」ポップアップメニューからご利用中のIDプロバイダ(IdP)を選択し、テキストフィールドにIDまたはURLを入力します
- (オプション)Oktaを選択した場合は「Test」をクリックし、IdP情報が正しく入力されていることを確認します
- 「Save Change(変更の保存)」をクリックします
Jamf NowはOktaとMicrosoft Azure ADをサポートしています。
詳しくは、ヘルプセンターの記事をご参照ください: https://docs.jamf.com/ja/jamf-now/documentation/Jamf_Connect_Deployment.html
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