JamfがmacOS 11 Big Surを守る5つの方法

Appleの最新OSであるBig Surがリリースされました。今こそ、ビジネスへの影響を最小限に抑えながら、新バージョンのセキュリティ対策について学ぶ時です。

November 13 2020 投稿者

Matthias Wollnik

macOS 11 Big Surで、Appleは今週Mac用の最新OSを発表しました。今回のリリースでは、一連の新しいセキュリティ機能が搭載されただけでなく、さまざまなコンポーネントに多くの修正と改善が施されました。Macユーザは常に最新のmacOSを導入することに熱心ですが、セキュリティチームやITチームは、OSの新バージョンを展開するという現実に対処するため、その興奮を抑えなければいけないことがよくあります。

その中でも常に懸念されるのが、この新しいバージョンのmacOSをどのように保護し、互換性の問題によるビジネスへの影響を最小に抑えるかということです。

ここでは、Jamfが提供できる5つの方法をご紹介します。

1. これまでで最も安全なmacOSにアップグレード

Jamfは、最新のApple OSを発売日にサポートしてきた長い歴史があります。macOS 11 Big Surのリリース時には、この伝統を引き継いで、Apple Enterprise Managementプラットフォームのソリューション全体を即日にサポートしました。Jamf製品はmacOS 11 Big Surの導入を邪魔するものではなく、お客様のデバイスを接続、管理、保護することで、お客様をサポート致します。ステップバイステップ形式の「初心者向けのmacOS Big Surアップグレードガイド」 はスタートするのに役に立ちます。

2. プロアクティブなmacOSのセキュリティベースラインをmacOS 11 Big Surに使用

すべてのデバイスに一貫したセキュリティ設定のベースラインを確保することは、簡単なようでいて複雑です。Jamf ProJamf Protect を使用すれば、デバイスがセキュリティ設定を確実に採用し、ベースラインを設定することができます。macOS 11 Big Surの展開中に導入された変更を迅速に特定して修正できます。

これによって、スクリーンセーバーのタイマー設定を再び手動で適用するようなことは必要なくなり、実際に注意を払う必要のあるセキュリティ問題に集中することができます。

3. 脅威を防ぐ

Jamf Protectは、macOSのために一から設計されています。既知のMac用マルウェアから防御し、不要なアプリケーションを制限するアプリケーションコントロールによってアンチウイルス機能を提供し、お客様のリスクプロファイルを最小限に抑えます。macOS 11 Big Surを展開する際にも、Jamf Protectはカーネル拡張機能をインストールすることなくMac特有の攻撃を防ぎ続きます。Appleのエンドポイントセキュリティフレームワーク をベースに構築されたJamf Protectは、macOS 11 Big Surにアップグレードする際に手動での操作を必要としない、Apple初の防御機能を提供します。

4. リソースの調整

macOS 11 Big Surを組織に導入するのはストレスの多い作業です。IT部門と連携したセキュリティチームはそうでないチームに比べて効果的に組織内の悪意あるアクティビティに対応することができます。Jamf Proは、IT管理者が他のデバイス管理ニーズに合わせて複雑な修復プロセスを構築する機能を備えています。セキュリティチームは、Jamf Protectの行動検知機能を利用して、デバイスの隔離、データや設定操作、エンドユーザとの対話、さらにmacOSの再導入などのプロセスを実行できます。Jamf製品を使ってITとセキュリティを連携させればmacOS 11 Big Surを導入する際に、組織が連携してOSのフルサポートを受けることできます。

5. ビジネスへの影響を最小限に抑える

ITラボで最も包括的な互換性テストを実施しても、新しいOSのアップデートを展開する際に、ソフトウェアとハードウェアが独自に組み合わせたデバイスの中には、いくつか好ましくない相互作用が発生する場合があります。このような問題を特定し、迅速に対処することはIT組織にとって重要なニーズです。Jamf Protectを使えば、Macデバイスの統合ログデータをSIEMSやその他の記録システムに一元的に収集し、デバイスのリスクプロファイルを高める可能性のある障害、エラー、その他の問題をプロアクティブに特定することができます。ユーザが自分のマシンに不満を持ち、助けを求めてくるまで待つ必要はありません。また、今日のリモートワークの世界では、従業員がセキュリティ保護されていないネットワークからログインしたり、許可されていないユーザがデバイスを手に入れたりすることがあり、セキュリティへの懸念はかつてないほど高まっています。Jamf Connect は、クラウドIDのユーザ名及びパスワードを必要とするため、IT管理者は誰がデバイスにアクセスしているかを監視し、クラウド管理者の権限を活用して、全てのデバイスとユーザのセキュリティ及びコンプライアンスの基準を維持しながら、マシンをサービスすることができます。

Jamf社では、mac OS 11 Big Surがもたらす全ての新機能に期待を寄せており、お客様の導入を成功に導くためにお役に立ちたいと考えております。

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