JNUC 2024にて、ユーザエクスペリエンスの統合と効率化を念頭において設計されたエンドユーザアプリ“Self Service+”のリリースが発表されました。Self Service+は管理とセキュリティを組み合わせた統合ポータルであり、エンドユーザおよび管理者は、デバイスのセキュリティステータス、アップデート、アプリ、リソースのすべてを一元的、そして直感的に管理することができます。
Self Service+の設計にあたり重視したポイント:
- Self Service、macOS向けJamf Protect、Jamf Trust、Jamf Connectなど、異なるエンドユーザアプリやインターフェイス間を行き来するのが負担だとする顧客からのフィードバック
- 管理の一元化による、管理者のIT生産性を向上と作業負荷の軽減
- 投資対効果(ROI)が高く、組織の長期的成功を支えるツール=エンドユーザが使いやすいツール
- 雇用主の満足度における従業員のテクノロジー体験の重要性:従業員の半数がツールに対する不満を理由に離職する可能性がある
以上を考慮し、Jamfプロテクトセキュリティ情報のホーム画面追加、ナビゲーションの改善、ブランディングオプションの拡充を実施しました。
JNUC 2024でのSelf Service+リリース発表を視聴する
ホームページのセキュリティ
新しいホーム画面は、エンドユーザデバイスの管理とセキュリティを統合した、ダッシュボードとして機能します。このダッシュボードは、Jamf Protectからセキュリティ情報を取得し、デバイスのセキュリティステータスとセキュリティポリシーを表示します。この透明化により、ITは脅威に対する最初の防護ラインとなる、セキュリティ意識の高いワークフォースを育成できるとともに、管理者は、注目アプリやその他のカスタムコンテンツなどコンテンツをホームページにプッシュすることも可能となります。
ナビゲーション&通知
サイドバーのアップデートにより、カテゴリーが細分化され、より見やすくなりました:
- ホーム
- ブックマーク
- カタログ
- Books
- アップデート
- 通知
単一ソースに集約されるので、通知ノイズが最小限に抑えられます。各通知では、アクションの許可やユーザへの連絡が通知されます。集中モードでは最重要通知のみが許可され、中断は最小限に抑えられます。

簡単なソフトウェアアップデート
Self Service+は、引き続きソフトウェアアップデートのハブとして機能します。ユーザは、カタログまたはアップデートタブから、必要に応じて“セルフ”でアプリをダウンロード、あるいはアップデートすることができます。個別のアップデートの際は、そのアップデートがセキュリティ上重要である理由について文脈化された説明がエンドユーザに表示されます。アップデートの通知は、ユーザのワークフローを妨げないように設計されています。

オンボーディング&ブランディング
ユーザエクスペリエンスは、社員が入社してノートパソコンを開いた瞬間から始まります。Self Service+は、オンボーディングプロセスを通じて、何のアプリケーションがインストールされているかをユーザに分かりやすく伝えます。

Self Service+の見た目と操作性は、エンドユーザが使いやすいように、管理者による変更が可能です。ロゴ、テキスト、バナー画像、さらにアプリのアイコンや名前なども管理者がアップデートできます。
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