母子の健康を守るケニアの医療従事者に、Jamfによって管理およびセキュアに運用されたButterfly iQ+デバイス500台を提供

  • ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの500万ドルの助成金により、サハラ以南のアフリカで働く1,000人の医療従事者にテクノロジーを提供する大規模な取り組みを実施
  • プログラム開始以来、数万件の超音波検査を実施
  • トレーニング後に行われたアンケートで、90%以上の回答者がButterfly iQ+でリスクの高い症状を発見したと回答

ミネアポリス - 202332 - 本日、Apple製品の管理とセキュリティのスタンダードであるJamf(NASDAQ:JAMF)は、2022年12月にケニアで第一段階が完了した、サハラ以南アフリカにおけるButterfly Network Inc.の全身超音波システム「Butterfly iQ+」の1000台導入と実践トレーニングプログラムへの参加について発表しました。2022年9月のプログラム開始以来、500台のプローブの導入とともに数万回のスキャンが実施され、トレーニング後に行われたアンケートでは、90%以上の回答者がButterfly iQ+でリスクの高い症状を発見したと回答しました。

9月に開始され、ケニアで初めてとなるこのプログラムは、医用画像技術の世界的な普及改善に向けた重要な一歩となります。これにより、母体と胎児の健康を促進するために開発された世界唯一の携帯型全身超音波プローブであるButterfly iQ+デバイス500台に加え、超音波検査のトレーニングが、サハラ以南のアフリカのミッドレベル医療従事者に提供されました。ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの500万ドルの助成金により実現したこの取り組みは、サハラ以南のアフリカで働く1,000人の医療従事者に超音波検査に関するノウハウとトレーニングを提供するものです。

9月のプログラム開始以来、すでにケニアの母性保健にポジティブな影響がみられています

模範的な医療介入のモデルとしてデザインされたこのプログラムでは、適切なデジタル医療ツールを拡張性のある対面トレーニングと組み合わせてミッドレベル医療従事者に提供することで、母体胎児ケアにどのような影響があるのかを有意義に測定することができました。

10のグループ(合計514人)がトレーニングを修了し、現在までに、ケニア国内の8つの県の224の公共医療施設と、ナイロビ都市部の2つの医療施設および3つの訓練機関に、無料の超音波検査を提供するために必要なスキルと機器が導入されています。これらの施設は主に地方にあり、ブロードバンドへのアクセスもないため、コミュニティの数十万人のセーフィティネットとなっており、その大半はこれまで妊娠中に超音波検査を受ける機会がありませんでした。プログラム開始以来、数万回の超音波検査が実施され、トレーニングの1ヶ月後に行われたアンケートでは、回答者の過半数がButterfly iQ+でリスクの高い症状を発見したと回答しています。

Butterfly Networkのグローバルヘルス部門でシニアディレクターを務めるDr. Sachita Shahは、「私たちが提供している高度なデジタルデバイスが、これまでそのようなテクノロジーが提供されてこなかったクリニックで採用され、関心を集めている状況を目の当たりにし、感動を覚えています」と述べています。「私たちが開発したポケット型超音波システム「Butterfly iQ+」のポテンシャルを最大限に引き出すためには、この新しいテクノロジーをシームレスかつセキュアに、そしてコンプライアンスに準拠した形で新たな地域に届けるための手助けをしてくれる、Jamfのようなパートナーが必要不可欠でした」

JamfButterfly iQ+のパワー

Butterfly iQ+をJamfと組み合わせることにより、モバイルデバイスを安全に導入し、医療施設の外でも臨床データにアクセスできる環境を提供することができるため、患者のリモートケアや迅速なサポートが可能になります。Jamfとの統合によりさらに優れたセキュリティと高度な構成が可能になったButterfly iQ+では、アクセス制限や共有デバイスの迅速なログイン、セッションタイムアウト機能、エクスプレススキャンモードなどをITが管理できます。

Jamfを使用することにより、ITチームは医師や患者のワークフローを阻害することなく、アプリケーションのアップデートのタイミングや方法を決めることができます。Butterfly iQ+のような医療デバイスでは、臨床機能へのアクセスを邪魔せずに、アップデートがリリースされたらすぐに適用し、最新の状態に保つことが何よりも大切です。また、アプリケーションにアクセスできるユーザを限定する機能や、使用中のデバイスに影響を与えないように設定された時間にアップデートを予約またはプッシュする機能、リモートでデバイスにコンテンツをプッシュする機能なども利用できます。

「『使いやすくポータブルで汎用性の高い超音波テクノロジーを通じて世界中の患者さんのケアに変革をもたらす』というButterflyのミッションに協力できることを大変嬉しく思っています。Jamfと統合したButterfly iQ+デバイスは、医療従事者が患者ケアに集中できるよう、シンプルなユーザエクスペリエンスを提供します」」とJamfのCEO、Dean Hagerは述べています「Jamfのヘルスケアソリューションとワークフローは、ユーザを第一に考えて設計されています。私たちは、Butterflyのアフリカにおける素晴らしい取り組みのお手伝いができることを誇りに思います」

Butterflyのグローバルヘルスプログラムについて詳しく知りたい、または支援に興味のある方はこちらをご覧ください。

Butterflyのテクノロジーやユースケースの詳細、Butterfly iQ+のデモに興味のある方はこちらをご覧ください。

Butterfly Networkについて

2011年にJonathan Rothberg(Ph.D)によって設立され、Longview Acquisition Corpとの企業合併によりニューヨーク証券取引所にも上場しているButterflyは、半導体技術を用いた世界初のハンドヘルド型シングルプローブ全身超音波システム「Butterfly iQ+」を開発しました。Butterflyは、医用画像技術の民主化および世界的な健康格差をなくすことへの貢献をミッションとして掲げ、現在超音波へのアクセスを持たない世界中の47億人を含め、安価かつ使いやすくスマートな高品質の超音波技術へのアクセスをすべての人に提供することを目標としています。独自のUltrasound-on-Chip™技術により、世界中で病気の早期検出とそのリモート管理への道を切り開いているButterflyはが開発したButterfly iQ+は、アフリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北米、南米、その他の地域でトレーニングを受けた医療従事者によって本日から利用が可能になります。購入可能な国に関しては、こちらをご覧ください。

Butterflyの取材のお問い合わせ

Liz Learned Snyder | media@butterflynetinc.com

Jamfについて

Jamfは、エンドユーザから愛され企業・組織から信頼されるエクスペリエンスの管理、セキュアな運用、業務の簡素化を目指しています。またJamfは、企業にとって安全で、ユーザにとってシンプルかつプライバシーが保護されたアップルファースト環境を実現するための、管理およびセキュリティソリューション一式を提供する、世界で唯一の企業です。 Jamfに関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

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