Appleヘビーユーザが気になる最新アップデートの詳細とは?

2021年9月15日、Appleは秋のSpecialイベントを開催し、新しいプロダクトやアップデートをアナウンス。ユーザの期待は高まりつつあります。そこでJamfでは、Jamfを活用してAppleデバイスの力を引き出し、そして何よりAppleデバイスのヘビーユーザであるJamf Heroesに、OS 15とmacOS Montereyのどのような機能や側面を最も楽しみにしているのかを聞いてみました。

September 14 2021 投稿者

Jonathan Locast

iOS 15、iPadOS 15、macOS Montereyなど、Appleの最新OSには、期待を膨らませる理由がたくさん詰まっています。2021年9月15日、Appleは秋のSpecialイベントを開催し、新しいプロダクトやアップデートをアナウンス。ユーザの期待は高まりつつあります。そこでJamfでは、Jamfを活用してAppleデバイスの力を引き出し、そして何よりAppleデバイスのヘビーユーザであるJamf Heroesに、OS 15とmacOS Montereyのどのような機能や側面を最も楽しみにしているのかを聞いてみました。 その中でも特に人気の高かった回答をご紹介します。

ユニバーサルコントロール

iPadとMacの両方を使用しているすべてのユーザにとって、Appleエコシステムのシームレスな連携を継続的に強化するための素晴らしい機能です。この機能強化により、ユーザは1つのマウスとキーボードを使って、MacとiPadの間をシームレスに移動することができ、追加のセットアップは不要です。ユーザは、ドラッグ&ドロップだけでデバイス間でコンテンツを行き来させることもできます。

"Apple Configurator "iOSアプリ

Apple Configuratorを使ったデバイスの登録が、iOSで簡単にできるようになりました。これまでApple Configuratorを使うには、Macとケーブルを持ち歩く必要がありましたが、今は違います。

  1. あなたが管理するApple IDでログインする
  2. カメラを使う
  3. セットアップアシスタントで出てきた画像を登録する

これからは、たったこれだけです。

Macにあるすべてのコンテンツと設定を消去

これまで管理者は、iOSデバイスと同じように、Macデバイスを簡単かつクリーンにワイプする方法を持っていませんでした。今年の秋、新しいオペレーティングシステムを搭載したApple SiliconまたはT2チップを搭載したMacコンピュータは、簡単な手順でリセットし、すべてのコンテンツと設定を消去して、新しいユーザが使用できる状態にすることができます。この機能は、システムをリセットするために手間のかかるワークフローを踏む必要をなくしてくれます。設定やセキュリティ設定などをテストしたい管理者にとって、非常に強力な機能となるでしょう。

アプリと書籍

世界中の組織が、組織のためにアプリや書籍を調達、導入、管理するためにJamfを選んでいます。重要なビジネスアプリを入手する場合も、学校全体に電子書籍を配布する場合も、JamfとApple Business ManagerやApple School Managerとの統合により、組織はアプリや書籍をシームレスに閲覧、購入、配布することができます。

Appleは、よりパフォーマンスが高く、スケーラブルなアプリと書籍の体験を提供する新しいAPIの公開を準備しています。これは、多くの管理者、特に日々の業務にアプリや書籍を利用している管理者にとって、業務を更にエキサイティングなものにする助けとなるでしょう。私たちは、この新しいAPIのサポートに積極的に取り組んでおり、情報が入り次第お伝えしたいと思っています。

Private Relay

Appleは長年にわたり、プライバシーを重視する企業としての評判を高めてきました。今年、Appleはさらに一歩進み、訪問したウェブサイトからIPアドレスと位置情報を隠すことで、個人のプライバシーを保護する新しいクラウドサービス「Private Relay」を発表しました。Private Relayは個人向けのVPNではありませんが、多くの場合、ユーザが別のVPNサービスに加入する必要はありません。

偶然にも、Wandera社を買収したJamf社には、従来の企業向けVPNを不要にする「Private Access」という製品があります。Jamfは、Appleの新しいプライバシー機能をサポートし、その利用を促進するだけでなく、Private Accessを通じて、企業レベルのセキュリティとプライバシー機能を備えた独自の方法を提供することで、その価値を高めていきます。何よりも素晴らしいのはPrivate RelayとPrivate Accessは、すぐにでも共存できるということです。

Account-driven User Enrollment

Account-drivenのユーザ登録では、IT部門がエンドユーザに登録用のURLを送信する必要がありません。エンドユーザは、管理プロファイルをインストールする複雑なワークフローをスキップして、管理対象のアプリやリソースを自分のデバイスに簡単に導入することができます。BYODにおけるゼロタッチ登録のようなものだと考えてください。

以上、多くの方から寄せられたご意見をご紹介しましたが、Appleがこの秋、世界中のユーザに向けて展開する内容は、ほんの一部に過ぎません。新しいテクノロジー、OSアップグレードのシーズンが到来し、ワクワクします。しかし、管理者にとって重要なのは、早すぎるアップグレードによって不必要な頭痛の種が生じることを避けるために、自分の環境が新しいOSに対応できるようにしておくことです。Jamfでは、アップグレードの道のりをサポートするために、たくさんのコンテンツやガイドを用意していますのでぜひご一読ください。

それでは、アップグレードをお楽しみに。

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