MATTER Innovation Hubは、ミネソタ州セントルイスパークのNGO「MATTER」が運営するプログラムです。 MATTERは数十年にわたり、国内外で主に健康・栄養、および教育に関する取り組みを支援してきました。Jamfは、Innovation Hub事業に関してMATTERとパートナーシップを締結しています。
このプログラムは、Jamfがハイチにテクノロジーを提供したことから始まりました。しかし間もなく、単にテクノロジーを提供するだけの取り組みから、授業方法の改善や学習環境の提供までをも含めたプログラムへと変化していきました。これは、単にテクノロジーを提供するだけでは、長期にわたる有益な変化の実現が困難であると思われたからにほかなりません。つまり、必要な変化を起こし、広くコミュニティ全体に貢献するためには、支援の拡大が必要であると考えたのです。
以上のことからわかるとおり、Innovation Hubは、単なるテクノロジー分野のプロジェクトではありません。 むしろ、一部の集団が成功を収めることができない現状を変える取り組みであるといえるでしょう。Jamfは、生徒一人ひとりのニーズに応える、包括的なプログラムを世界に届けることを目指しています。
最初にハイチで行われた取り組みでは、モバイルソリューションが提供されていなかったことが課題でした。そこで、2回目の取り組みでは、太陽光パネルを搭載したコンテナ型教室を構築し、学習を支援するために必要な設備をすべて内部に備えるという試みが行われました。 そうすれば、場所を問わずプロジェクトを実施できると考えたのです。なお、MATTERが関与するようになったのもこの頃です。
2018年には、ジンバブエでも同様の取り組みが始まり、 成功を収めました。この2回目の取り組みの成功により、Jamf Nationのコミュニティやパートナー企業、個人からの寄付、そしてJamf自身からの資金提供やボランティアとしての人的支援など、さらなる支援を得ることができました。
また、ジンバブエでの取り組みの成功を受けて、Gorgui Dieng氏はセネガルに小規模なバージョンを建設し、Jamfはアクティブラーニングに対応した設計・建築を行った施設を新たに提供しました。また、ジンバブエでは初期のHubに代わる第2のセンターも設立されました。 その結果、ジンバブエの当初のHubは国内の別の場所に移設できるようになりました。 さらに、ヴィクトリアフォールズでは、JamfがIPOで集めた資金の一部を使って新たなHubを建設する取り組みも始まっています。
進捗
Jamfは、生徒たちが単に現地の標準化されたテストに合格できれば良いと考えていたわけではありません。 重要なのはあくまでも、その後の人生に備えること、批判的思考を身につけること、現代において成功を収めるために必要なテクノロジーを理解し、実際に使えるようになることです。
各種の評価手法:
- TPaCK
- SAMR
- LOTI
そこでJamfでは、上に挙げたものを含めたさまざまなモデルに従い、生徒たちに批判的思考、創造性、現実世界を生き抜くスキルの3つを身につけさせることを目標としました。 私たちは、問題解決に重点を置いた指導法へと教育のアプローチを変革し、テストの枠を超えた、学校卒業後の人生にも役立つ基盤づくりに取り組んでいます。
その方法とは? それは、AppleのプログラムやSTEM教育プログラム、そして私たちが日々の業務で実際に取り組んでいるような課題やプロジェクトを活用することによって実現しています。
- EveryoneCanCode
- EveryoneCanCreate
- Sphero Coding & Robotic
- Osmo Learning
では、このようなプログラムの成果はどのようにして測定するのでしょうか?つまり、生徒たちの創造性、問題解決力、批判的思考力がどれだけ成長しているかを、どうやって把握するのでしょうか? それには、生徒たちをよく見て、 観察しなければなりません。成果に基づいて生徒一人ひとりを評価しながら、新たなチャレンジを始めるうえで必要なツールを与えつつ、次のステップへと導いていきます。
このようなプログラムを通じ、あらゆる場面で生徒を積極的に巻き込むことは、何年にもわたる学習を経たような効果を生み出します。 また、生徒たちのマインドにも大きな変化が起きました。これは、プログラム全体の大きな目標の1つです。 こうした取り組みにこれまで触れたことのなかった人々が、自分にもできるという自信と力を感じ、性別や経済状況などに関係なく、意欲さえあれば何でも達成できる、仲間と協力し合える、そして学び続けられる ― そんな力を身につけているのです。
実践
現在、世界中でテクノロジーがどんどん進歩しています。しかし、テクノロジーはあくまでも学習の質を高めるためのものであり、それ自体が目的ではありません。教室や働く場でテクノロジーをどう活用していくかを身につけることが重要です。
Hubでは、以下のようなテクノロジーを利用しています。
- iPadデバイス(教職員、大人用)
- 共有iPadデバイス
- MacBook(数台)
- Apple School Manager
- Jamf School
- 一部拠点では、Jamf Proを使用
- Appleクラスルーム
- Jamf Teacher App(レッスン作成用)
上記は、私たちが教育機関のお客様に検討をお勧めしているものとまったく同じです。Appleデバイス, Appleのプログラム, MDMのためのJamf, Spheroをはじめとするパートナー, Jamf Teachアプリケーションで作成したレッスンに統合
米国内の展開
MIHの拠点はアフリカが多いものの、他の地域にも広がりを見せています。もっとも、現在拠点のある地域だけが、MIHのような取り組みを必要としているわけではありません。たとえば、Jamfの本社があるミネアポリスでも、教育の機会均等という面では問題や不十分な点を抱えています。そこで、ビクトリアフォールズだけでなく、ミネアポリスにも拠点を2つ追加する計画を進めてきました。
そしてこのたび、Urban Venturesの協力により、ミネアポリスにMobile HubとInnovation Hubの2拠点が完成しました。
Mobile Hubに関しては、Cristo Reyのインターンを5名採用し、オンサイトファシリテーターとして活動支援にあたってもらう予定です。
さらに詳しい情報については、MATTERまたはJamfまでご連絡ください。それぞれの連絡先およびMATTERのWebサイトのURLは以下のとおりです。
- Matter.ngo
- Jeremy Newhouse(MATTER)Jeremey.newhouse@matter.ngo
- Dave Saltmarsh dave.saltmarsh@jamf.com
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