ミネアポリス - 2023年4月20日 - エンタープライズにおけるApple製品の管理およびセキュリティのスタンダードであるJamf（NASDAQ：JAMF）は本日、モバイルデバイス向けに設計された高度な検出と対応ツールであるJamf Executive Threat Protectionの提供を開始しました。2022年9月のZecOps社買収によって得られた技術をベースに構築されたこのソリューションは、デバイスの監視と高度な攻撃への対応を効率的かつリモートで行う方法を組織に提供するとともに、調査にかかる期間を数週間から数分に短縮します。
AppleがiOS 16で提供を開始したロックダウンモードは、もっとも巧妙なデジタル脅威の標的になりうるユーザに優れた保護を提供するものです。Jamf Executive Threat Protectionは、こうした巧妙なデジタル脅威を特定するために設計されており、従来のデバイス管理やエンドポイントセキュリティの枠を超えて、政府関係者やジャーナリスト、企業の重役などに代表されるハイバリューユーザを標的とした攻撃への可視性を提供します。
システムログとデバイス情報を収集し、それを解析して潜在的な侵害を特定するエンドユーザ向けのアプリにより、ユーザや組織はデバイスの整合性とセキュリティが保たれていることを把握し、潜在的な侵害が検出された瞬間に対応することができます。脅威が検出された場合、Jamf Executive Threat Protectionに内蔵された修復ツールがイベントのタイムラインを作成し、侵害されたデバイスへの対応を迅速に行い、デバイスの整合性を回復します。
このソリューションは、政府機関、メディアやエンターテインメント、エグゼクティブセキュリティおよび警備、石油・ガス・エネルギーなどの業界や厳しい規制のある業界向けに設計されており、以下のような強力な機能を備えています。
- メッセージ、メール、写真などのプライベートデータを除外して、特定のモバイル脅威の調査に関連する情報だけを選択的に収集
- デバイスレベルのテレメトリを可能にする、アナリスト向けの高度な脅威ハンティング機能
- モバイルデバイスのセキュリティ侵害インジケーター（IOC）を検出するための包括的な分析フレームワークで、脅威ハンティングとモバイル脅威インテリジェンスを強化
- 不審なイベントのタイムラインを自動的に作成し、デバイスがいつ、どのように侵害されたかを提示
Jamf Executive Threat Protectionは、サイバーセキュリティ、データサイエンス、脅威研究の各分野で高いスキルを持つプロフェッショナルで構成されたJamf Threat Labsによって提供されています。Jamf Threat Labsは、Jamfのセキュリティ製品を使用する幅広いカスタマーベースから収集されたセキュリティデータを分析することで、デバイス侵害や不審なアクティビティを特定し、実行可能なアクションを割り出します。
「モバイルデバイスは、移動中も生産性やリソースへのアクセスを可能にしてくれるツールとして、現代のワーカーにとって不可欠なものとなっています。しかし、巧妙なモバイル攻撃の増加に伴い、これらのデバイスのセキュリティを強化し、貴重なデータを保護することがこれまで以上に重要になっています」JamfでCEOを務めるDean Hagerはそう述べています「エンドポイントセキュリティの枠を超えて高度な検出とインシデント対応能力を提供するためのソリューションであるJamf Executive Threat Protectionを導入することで、組織は標的型攻撃に先手を打ち、深刻なリスクにもっともさらされている従業員を保護することができます」
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Jamfについて
Jamfは、エンドユーザから愛され企業・組織から信頼されるエクスペリエンスの管理、セキュアな運用、業務の簡素化を目指しています。またJamfは、企業にとって安全で、ユーザにとってシンプルかつプライバシーが保護されたアップルファースト環境を実現するための、管理およびセキュリティソリューション一式を提供する、世界で唯一の企業です。 Jamfに関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
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